➡ 少林寺拳法とは 【金剛禅総本山少林寺 公式サイト】

少林寺拳法ってどんな武道?名古屋伏屋道院の例を紹介

コラム

「武道に挑戦してみたいけど、少林寺拳法って何?」
「運動系の習い事を子どもにさせたいけど、少林寺拳法って何をする?」

少林寺拳法が気になって、今こちらのページをご覧になっているのではないでしょうか?
武道というと柔道や剣道、空手などがメジャーですが、他にもたくさん武道があり、少林寺拳法もそのひとつです。

実際筆者も、大学で少林寺拳法部の先輩から勧誘を受けるまで、全く知りませんでした。

そんな方も、少林寺拳法の道院で行う稽古内容や続けやすさなどを知ると、見学や体験に行ってみるハードルが下がるはずです。
ここでは、名古屋伏屋道院の稽古内容を参考に少林寺拳法の道院の風景を説明します。

日々の稽古内容

道院や支部によって稽古頻度は異なり、週1回から3回のところが比較的多いようです。
名古屋市中川区にある名古屋伏屋道院の1日の稽古内容例を紹介します。

1.準備体操

体育の授業などでも行う、一般的な準備体操です。
現在は、小中学生がリーダーとなり積極的に号令をかけてくれています。
いつもの運動に加えて、ひとつオリジナルの運動を自由にプラスすることが特徴で、その子らしい工夫された内容に大人も感心させられています。

2.基本稽古

中学生〜大学生、社会人のうち、誰かがその日のリーダーとなって基本稽古の号令をかけます。
ただし、白帯さんにいきなりやってもらうことはないので、ご安心ください。

黒帯や茶帯以上で、道院での稽古に慣れてきた人が話し合って自分たちで決めています。
突き・蹴り・受けなど、基本的な動きを自分自身で確認し、その内容をふたり一組になり、互いに攻撃し合って確認します。

地道な稽古なので、子どもにとっては退屈に感じるかもしれません。
ですがこつこつ続けると、集中力が高まり自分自身と向き合う力がきっと高まります。

3.技をかけあう

小学生から大人まで、それぞれの習熟度に合った技を、ふたり一組になってかけあいます。
道院長、または黒帯の先輩が技のポイントを紹介し、その点に注目しながら何度も行います。
このとき、慣れてきたら左右どちらでもできるよう、取り組んでいることも特徴です。
自分のことを考えつつ相手の動きや気持ちを考える、自他共楽の考え方を実感しやすい時間です。

4.肩さわりなど応用

基本稽古から技の確認まで行ったあと、ふたり一組で身を守ることができるかを確認し合います。
小学生までは、手のひらで相手の肩を触る、肩触りを行います。
あくまで、上手に避けて身を守ることを大切にし、「先に触った人が勝ち」という意識にならないよう配慮しています。
上級者や大人は、組んだ相手の状況に合わせて、難易度をあげた稽古をする人もいます。

5.法話

少林寺拳法は体を動かす修行とともに、心をはぐくむことも大切にしています。
そのため、稽古の最後には道院長から少林寺拳法の教え(考え方)にもとづくお話を聞きます。

はじめはよくわからないと思うかもしれませんが、繰り返し聞き、手元に届く読本をあわせて読んでいるうちに、次第に当たり前のこととして頭に入っていくようです。
自分のよりどころとなる考えをつくることにも、役立っています。

子どもと大人の割合

子どもから大人まで入門できる道院・支部のほか、一定年齢までのスポーツ少年団など組織や道院長の年齢など、様々な要因で構成割合が異なります。
名古屋伏屋道院の場合は、子ども(幼児小学生):大人の割合は1対2です。

大人の年代は幅広い

中学生・高校生・大学生それぞれの年代の門下生がおり、年代や本人の得意なことやりたいことなどに応じて、積極的に行動してくれています。
社会人は、20代から60代の各年代門下生がおり、各自の体力に合わせた取り組みを続けています。
「若者には負けないぞ!」という元気なベテラン門下生も活躍中です。

親子で一緒に参加できる

少年部と一般に稽古時間帯がわかれていますが、あくまで原則です。
親子入門、祖父祖母とお孫さんで入門された方は、少年部へ参加されています。
中学生高校生であっても、遠方から通う場合や学校の通学に時間がかかるなどの理由で、少年部へ参加する例もあります。
参加する時間帯は、道院長との相談で調整できるはずです。

社会人は自分のペースで

仕事や家庭の状況に合わせ、「週一回定期的に」「シフトが調整できたので今週は毎回」「一般の稽古時間の途中から」など、参加できるときに修行を続けています。
運動不足になりやすいので、運動する場所として道院に所属しておくこともおすすめです。
もちろん、技や教えが好きでもっとのめり込みたいという方も歓迎です。
無理なく長く続けられるやり方で、工夫して取り組まれています。

道院の雰囲気

「武道の道場って怖くない?」そんなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
少林寺拳法は人づくりを目的とした武道なので、適度な厳しさはありますが笑顔で前向きに取り組めることを大切にしています。
名古屋伏屋道院の年代ごとの雰囲気を紹介します。

みんな仲よし小学生

稽古の終わりがけに、小学生たちで作るお楽しみタイムがあります。
少林寺拳法かるたや創作演武など、自分たちで話し合って楽しく取り組んでいます。
そのおかげか、小学生たちは特にチームワークがよく、新入門の子のサポートもみんなで行ってくれています。

頼もしく成長中の中高生

小学生のサポートをしつつ、自分たちの稽古にも全力で取り組む、頼もしい中高生たちです。
学業と少林寺拳法を両立し、思春期で戸惑うこともありますが、仲間や先輩たちとの交流の中で励まされ、成長してくれています。

それぞれの立場で活躍する大人

大学生以上の門下生について、一部紹介します。

・大学の少林寺拳法部にも所属しつつ、道院でも活躍する大学生
・社会人として働きながら少林寺拳法が好きで熱心に続ける人
・運動不足やストレス解消のために楽しく取り組む人
・仲間と過ごす時間が好きで続けている人
・親子、孫との時間を共有しながら一緒に楽しむ人

など、さまざまな参加の仕方をする門下生がいます。
どの人も、道院へ足を運んだ際は気持ちよく汗を流して、仲間とすごす充実した時間を楽しんでいます。

和気あいあいとしつつも一生懸命

少年部も一般も、一生懸命取り組みながら時には楽しく、笑顔で行っています。
集中して技の稽古に励み、互いに高め合い、稽古後にはリラックスして好きな話を楽しむ様子が見られます。
稽古だけでなくふだんの生活にも役に立つ、オンとオフのスイッチの切り替えが身についていくはずです。

少林寺拳法は続けやすい

習い事の中には、「小学生または中学生まで」「大人は受け入れていない」などの制限をされることもあります。
その点少林寺拳法は同じ道院に子どもから大人までおり、同じところへ大人になっても通い続けることができます。

見学や体験で自分に合う年代がいるか確認

道院や支部によっては、門下生の構成が大人多数、特に年齢層高めというケースもあります。
小学生が多く、大人は道院長とサポートする人くらい、というところもあります。
行ってみたい道院や支部が見つかったら、まずは見学や体験に出かけて、自分と近い年代や目指す取り組み方の人がいるかチェックしておくと安心です。

運動強度はそれぞれに合わせて

道院や支部を構成する人の状況により、稽古内容の運動強度は異なる可能性があります。
上級者で週何度も稽古に訪れる人が多い場合、運動量も多くなるでしょう。
初心者や小学生など子どもが多い、またはベテランの年代がメインの場合は、無理のない運動強度で稽古が行われます。
同じ場所で稽古していても、全員が同じ運動量や強度を求められることはありませんが、やってみたい運動強度のところへ参加した方が続けやすいはずです。

見学や体験をしたら入らなければならないことはない

あくまでも見学や体験は、その道院や支部の状況を知るためのものです。
「充実した時間を過ごせた」「ここなら続けられそう」と感じれば、入門しましょう。
もしそう感じたものの、稽古曜日や時間帯、立地などが心配であれば、他の道院や支部もチェックすることをおすすめします。

少林寺拳法は子どもから大人まで続けやすい武道

少林寺拳法は、子どもから一般社会人まで、年代を問わず続けやすい武道です。
取り組む内容や道院へ足を運ぶ頻度、運動強度などは、それぞれのペースに合わせられるので、無理なく始めて長く続けられます。

子どもの頃から続けており、いったん受験でお休みするけれど、新学期には復帰するというケースもあります。
また、出産や子育てでいったんお休みし、子どもと一緒に復帰するママさんもいます。
一度休んだとしても、状況に合わせてその続きから学んでいける少林寺拳法なので、柔軟に長く取り組める生涯運動としてもおすすめです。

今回の記事をご覧になり、名古屋伏屋道院に興味をお持ちになった方は、ホームページをチェックしてみてください。
名古屋伏屋道院の近くではないという方は、お近くの道院や支部をネット検索してみましょう。
どの道院・支部でも取り組む技術は同じなので、安心して問い合わせてください。

タイトルとURLをコピーしました